04日 6月 2024
英国滞在7日目。グラスゴー美術学校へ向かう。知ってはいたけどショックだった。全体に白いカバーがかかっている。2014年と2018年に火災に会い、特に2回目の火災は、あと1年で修復が終わるという時に起こったらしい。この度は壊滅的で、やるとしたらほぼ新築に近い修復になるようだ。1回目の火災の後、ブラッド・ピットも含め、世界中から十分な寄付が集まったという。その時に、なぜ徹底的な防火対策を最初にやらなかったのだろうか、それが不思議で、残念だと思う。 向いに見える青緑色の建築は、2009年に行われたコンペで、スティーブン・ホールが勝利して建てられた増築棟、グラスゴー美術学校セオナ・リード・ビルだ。
03日 6月 2024
英国滞在6日目。マッキントッシュのヒル・ハウスと美術学校を30年ぶりに見にグラスゴーに行く。ヒル・ハウスは130年の時を経て傷みがひどくコンペでさや堂のようなもので全体を囲ったというニュースを見たので、興味が湧き、まず行ってみることにした。
02日 6月 2024
英国5日目。何十年ぶりにパッラーディオのヴィラ・カプラ(ロトンダ)を英国的に翻訳した、バーリントン卿のチズウィック・ハウスを訪ねることにした。 自身のためのヴィラ、チズウィック・ハウスの計画が始まったのは1725年で、第3代バーリントン伯爵リチャード・ボイル(1694‐1753)は29歳だった。...
01日 6月 2024
英国滞在4日目。 前回(2019年)、前々回(2014年)のロンドン滞在で行ってなかったところ、ホランド・パークへ。バスを降りて北の入口から入り、カフェで軽くランチしてから、公園を通り抜け、南側の住宅街を行く。ほどなくウィリアム・バージェスの自邸、タワー・ハウス1876‐81の特徴ある外観が現れる。...
31日 5月 2024
英国滞在3日目。ロンドンから2時間のヘスターコウムへ。建築家エドウィン・ラッチェンスと造園家ガートルード・ジーキルの40年に近く続いた共同作業の円熟期、1906年ごろの庭園。その後所有者が変わり、長い間荒廃していたが、1973年にジーキルの図面が発見され、サマーセット州により丁寧に修復された。
29日 5月 2024
英国滞在1日目。イギリスの建築家の中で、とびぬけて重要だと僕が考える歴史上の5人の内、マッキントッシュを除く4人の建築が現存している場所、地下鉄のバンク駅の地上の交差点に向かう。
12日 4月 2024
ラッチェンスの水辺のマナーハウス
ープランプトン・プレース